OpenVPNでsambaが遅い場合に高速化する方法

OpenVPNでsamba経由の通信が遅い場合の対処法です。

今回はMTUの値を調整するため、fragment、mssfixオプションを使用して解決します。

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MTUとは

MTUとは、ネットワークで一回に送信できるデータの最大サイズのこと。

ネットワークを流れるパケットは、MTUで定められた最大サイズに分割して送信されます。
送信側のサイズよりも受信側のサイズが小さいと受信できず、受信側のMTUに合わせて再分割されたうえで再送信されます。
この再分割時に通信エラーや通信速度の遅延が起こります。

OpenVPNではMTUで定められた値に加え、OpenVPN用のヘッダーが付加されます。

そのため、パケットサイズ+OpenVPNヘッダーサイズがMTUを超えない様に設定し、エラーや遅延を起こりにくくします。

サーバー側の設定

CentOS7にて。

通常の設定に加え、以下の項目を追加します。

編集ファイル /etc/openvpn/server.conf

fragment 1280
mssfix 1280
link-mtu 1400

fragment: UDPパケットのサイズ制限
mssfix: TCPパケットのサイズ制限(デフォルト値:1450)
link-mtu: linkデバイスのMTUサイズ(デフォルト値:1500)

クライアント側の設定

通常の設定に加え、以下の項目を追加。つまり、サーバー側と設定を合わせるということ。

注意点として、クライアント側のアプリがfragmentに対応していない場合は記載しないこと。iphoneやAndroidのOpenVPNアプリなどが該当します。

編集ファイル C:\Program Files\OpenVPN\config\client.ovpn

fragment 1280
mssfix 1280
link-mtu 1400

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